鹿島港におけるプロジェクト
令和5年4月時点

鹿島港外港地区国際物流ターミナル整備事業
R5年度事業費:24.5億円 【鹿島港】直轄事業
事業の概要
鹿島港は国内有数の鹿島臨海工業地帯の原材料や製品の輸送基地として発展し、東関東内陸部の玄関口としての重要な物流機能を担っています。近年の貨物船の大型化に対応し、円滑な物流を確保するため、新たな国際物流ターミナルを整備しています。 また、洋上風力発電設備の効率的な輸送・建設を可能とし、洋上風力発電の導入促進を図るため、重厚長大な洋上風力発電設備の荷役が効率的で安全に実施できる岸壁(基地港湾)の整備として、地耐力強化や航路・浚渫等の港湾施設の整備を行います。
令和5年度
- 防波堤(南)の基礎工、ケーソン据付工等を実施する予定です。
- 防波堤(中央)のブロック据付工等を実施する予定です。
- 岸壁(水深12m)の地盤改良工、浚渫工及び上部工等を実施する予定です。
事業の効果
- 防波堤の延伸を行うことにより港内の静穏が保たれ、岸壁での荷役作業効率が向上します。
- ターミナルの整備により大型船によって一度に大量の貨物輸送が可能となり、海上輸送コストの削減が可能となります。
- 岸壁(水深14m)の耐震化により、大規模地震発生後も緊急物資等の輸送拠点として機能します。
- 岸壁(水深12m)を整備することで、鹿島港外港地区における洋上風力発電関連貨物の取扱いが可能となり、海上輸送コストが削減されます。
- 地耐力強化によりプレアッセンブリ(仮組立て)が可能となることで、SEP船(自動昇降式作業台船)への部材積込量が増加し、基地港湾~海上建設サイトの運航サイクル数が減少することで、海上輸送コストが削減されます。 また、洋上風車設置箇所での風力発電設備荷役作業が効率化され、荷役コストが削減されます。

事業進捗状況のお知らせ
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