港注意情報

鹿島港では、防波堤やテトラポットから、高波で海中に転落した方などが、過去5年間で40名に達しています。その内16名は死亡し、お亡くなりになった方の全てが、救命胴衣を着用されておりませんでした。
磯釣者等の海中転落事故を調査したところ、救命胴衣着用者の生存率は87.5%であったのに対し、非着用者は50.9%であり、生存率を高める上で極めて有効であることが確認されています。
防波堤及び護岸等が危険な理由
- 防波堤付近では沖合の波が複雑に合成され、静かに見えてもいつどこから大波がくるか予想できません。
- 防波堤で波をかぶると、衝撃や足をすくわれ海中へ転落することとなります。
- 海に落ちた場合、「つかまる所なし」。絶対にあがることができません。
- テトラポットの間に落ちると波にたたかれて抜け出せないこと、また発見や救助が難しくなります。
