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浮遊油の回収作業

■海洋生物にも被害を及ぼす、浮遊油の回収作業

 浮遊ゴミだけではなく東京湾を汚す浮遊油の回収も、わたしたちの重要な業務のひとつです。平成9年7月2日、本牧沖でのパナマ船籍のタンカー「ダイヤモンドグレース号」の原油流出事故においては、第三管区海上保安本部からの緊急出動要請を受け、油回収船・清掃船が油回収作業に当たりました。

ダイヤモンドグレース号の油流出状況

■東京湾における主な油流出事故

昭和45年 タンカー「第一新風丸」浦賀水道にて衝突転覆事故 重油 約300KL流出
昭和50年 タンカー「栄光丸」中ノ瀬付近にて座礁事故 原油 約100KL流出
昭和58年 タンカー「第11霧島丸」横浜沖にて衝突事故 ナフサ 約186KL流出
平成2年 タンカー「No.3 ちとせ丸」袖ヶ浦沖にて衝突事故 航空燃料 約471KL流出
平成9年 タンカー「ダイヤモンドグレース号」本牧沖にて座礁事故 原油 約1,550KL流出
(100kl以上の油流出事故のみ掲載『海上保安庁白書』より)

■浮遊油の回収

油回収装置

 油回収装置は船尾の双胴間中央に搭載されています。油を回収する際はこの装置を水面上に降ろします。船速1~2ノットで航走し、油回収機の集油型搭載フロートにより油を集めながら排水翼により油水を強制的に取り込みます。機内に吸引された油水は比重差分離により分離・濃縮されます。油分は油回収ポンプにより船体付回収油タンクに移送し収容され、水分は下方へから排出されます。

油回収器画像


油濃縮型装置(エリミナ)

 油を回収する時はこの装置を水面上に降ろし、油分濃縮型と呼ばれる油回収装置に油水を吸引し、回収機内の油水分離室で分離され、水は排水プロペラから水中に戻され、油は吸引ポンプで吸引されます。

エリミナ1 エリミナ2

放水銃

 船首に備えられた2機の放水銃で、海面上の油膜をかく拌し気化させます。揮発性の高い油に効果があります。

放水銃の様子画像


吸着マット

 吸着マットを海上に投下し、海上の油を吸わせてからスキッパーで回収します。

べいくりん

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