事業紹介

横浜港 南本牧〜山下ふ頭地区臨港道路整備事業

  工事の進捗情報は、工事レポートをご覧ください。

整備概要

横浜港は平成22年に国際競争力向上等を目的とした、国際コンテナ戦略港湾に東京港及び川崎港とともに京浜港として選定され、平成28年3月には横浜港と川崎港のコンテナターミナルを一体的に運営する港湾運営会社が国の指定を受けたことから、今後、国・港湾管理者・民間の協働による国内発着貨物の集約、国際トランシップ貨物の獲得や基幹航路の維持・拡大を行うことにより取扱貨物量の増大が期待されています。

その中でも、南本牧ふ頭地区は国際コンテナ戦略港湾の政策の中核的な施設として位置づけられ、平成27年4月には、国内最大水深となるMC3コンテナターミナル(水深-18m)が供用開始、さらに令和3年4月にはMC4コンテナターミナル(水深-18m)の供用が開始しました。

本事業は、南本牧ふ頭〜山下ふ頭を結ぶ臨港道路整備することにより、横浜港のふ頭間交通や並行する一般道の円滑化、横浜港と背後圏のアクセス向上により、物流効率化を図るとともに、大規模災害時においてもリダンダンシーの確保を図るものです。

整備概要図

事業全体計画

起点 南本牧ふ頭
終点 山下ふ頭
総延長 約7.0km
車線数 2〜4車線
設計速度 60km/h
道路規格 道路構造令 第4種1級

事業の効果

  • 新たな臨港道路の整備により、ターミナル能力拡大に伴う取扱貨物量増大による交通量増加に対応し、ふ頭間の円滑な陸上輸送を実現するほか、港湾物流車両による市街地の道路網への交通負荷を軽減し、混雑緩和を図ります。
  • 交通円滑化の一例として、南本牧ふ頭地区〜本牧ふ頭地区間の所要時間を3割短縮することが可能となります。
  • また、南本牧ふ頭へのアクセス道路が複線化されることで港湾物流関連車両の動線が確保されるため、事故や災害等の発生時においても円滑なコンテナターミナルの機能が確保されます。

工事の状況

工事の状況を動画でご覧いただけます。(画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

鋼桁架設(海上) 鋼桁架設(陸上) 床版コンクリート打設
大型起重機船により橋桁を施工しています。
大型クレーンにより橋桁を施工しています。
橋桁の上に床版コンクリートを打設しています。
横浜臨港道路全景
横浜港南本牧地区〜本牧地区臨港道路の全景です。

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