明治時代( めいじじだい)、当時( とうじ)の陸軍( りくぐん)は、外国人( がいこくじん)が海からせめこんできたときに備( そな)えて、東京湾( とうきょうわん)の入口( いりぐち)に3つの人工( じんこう)の島( しま)を作り、そこに大砲( たいほう)をおいて東京を守ることにしました。その大砲を置いた島が「海堡( かいほう)」なのです。
じつは「第三海堡( だいさんかいほう)」は今はないんです。完成( かんせい)から2年後の関東大震災( かんとうだいしんさい)でくずれてしまい、暗礁( あんしょう)となっておおくの船がぶつかる事故( じこ)がそこでおこっていたため、平成12年から7年かけて取りのぞきました。
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