戦後、東京港は、本格的な国際貿易港へと成長。1931年に勃発した満州事変以降、軍需拡大により、経済活動が活発化し、中国大陸との貿易により東京港の貨物取扱量が多くなりました。そのようななか、次第に国際貿易港として東京港の「開港」を求める声が高まり、1941年、ついに開港が実現しました。 戦後、国内産業の復興とともに港湾施設の整備が急務となり、豊洲石炭埠頭や晴海埠頭などが建設されました。昭和40年代に入ると世界的なコンテナ輸送革命の波が湧き起こり、東京港はいち早くコンテナ化*に対応しました。昭和42年、日本ではじめてのフルコンテナ船が品川埠頭に入港し、東京港は国際貿易港として大きく飛躍することになりました。
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