事業紹介

横浜港 南本牧ふ頭地区コンテナターミナル整備

 工事の進捗状況は、工事レポートをご覧ください。

整備概要

 国際基幹航路の我が国への寄港を維持・拡大することにより、企業の立地環境を向上させ、我が国経済の国際競争力の強化、雇用と所得の維持・創出を図ることを目的として、京浜港(横浜港・川崎港・東京港)、阪神港(大阪港・神戸港)が、平成23年4月の改正港湾法の施行により国際コンテナ戦略港湾に選定されました。
 横浜港南本牧ふ頭は、コンテナ船の大型化に対応できる大水深の岸壁整備が比較的容易な地盤条件となっており、併せて大規模地震発生時における国際物流機能を維持するため、我が国最大級のMC−3、4岸壁(耐震)の整備を進めています。

整備概要
横浜市提供(平成30年3月撮影)

事業全体計画

事業期間 平成19年度 〜 令和2年度(平成32年度)
事業概要 岸壁 (水深18m〜、延長900m)(耐震)
航路・泊地 (水深18m) 等

平成31年度は、以下の工事を行う予定です。

 ■MC4岸壁(水深18m)(耐震)の上部工等及び荷さばき地の舗装工等

事業の効果

  • 横浜港におけるコンテナ取扱施設の向上が図られます。
  • 大型コンテナ船による効率的な輸送が可能となり、物流コストの低減が図られます。
  • 耐震強化岸壁の整備により、震災時においても物流機能が維持されます。

岸壁工事の主な手順

岸壁工事の主な手順1 地盤改良

  • MC3,4岸壁部の地盤は、海底面が約30m程度と深い大水深域である上、支持層(岩盤層)の起伏が激しく、軟弱な粘性土層の厚さが岸壁法線上で大きく変化しています。
    (MC4岸壁部の地盤には、30m以上の厚さの軟弱層の箇所があります。)
  • そのため、岸壁本体部の直下などの軟弱な海底地盤を改良するため、打設深度の異なる多断面の地盤改良対策(CDM改良等)が必要となります。


岸壁工事の主な手順2 岸壁本体

  • 「対岸のMC−1,2コンテナターミナルへ大型船が離着岸することから施工エリアが限られる」「水深約30mという大水深海域での施工」という厳しい制約条件の下、最も施工性、経済性に優れた鋼板セル構造を採用しました。
  • 鋼板セルは5枚のセルブロックで構成されます。千葉県富津の工場で部材を製作し、現場近くの作業ヤード(神奈川県南本牧)で5枚のセルブロックをを結合して円筒状にし、直径24.5m、高さ32.0m、重さ約400トンの鋼板セル1函が完成します。
  • 作業ヤードで製作された鋼板セルは、大型起重機船により設置現場まで運ばれ、改良して強固にした地盤の上に据付けます。その後、揚土船により鋼板セル内に土砂を投入(中詰)して鋼板セルを安定させます。

岸壁工事の主な手順3 岸壁本体等の築造

  • 鋼板セル同士を高さ32m、重さ70トンのアークで連結させます。それにより、一体性が大きくなり、地震への抵抗性が大きくなります。
  • 鋼板セル・アークの前面には盛石、背後には裏込石を施工します。それにより、岸壁本体の安定を確保しています。

岸壁工事の主な手順4 岸壁上部工

  • クレーン基礎は、海側と陸側に鋼管杭を打設します。
  • その後、上部コンクリートの施工を行います。

工事の状況 〜南本牧ふ頭MC-3コンテナターミナルが出来るまで〜

工事の状況を動画でご覧いただけます。(画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)
 ※南本牧ふ頭MC-3及びMC-4の施工状況を編集して作成しています。

@海上地盤改良 A鋼板セル製作 B鋼鈑セル据付
海底の「地盤改良」を施工しています。
岸壁部分に使用する「鋼板セルを製作」しています。
岸壁部分に使用する「鋼板セルを据付」しています。
Cアーク据付 D鋼鈑セル中詰
(リクレーマー揚土)
E舗装
岸壁部分に使用する「アークを据付」しています。
岸壁部分に据付した「鋼板セルの中詰」を施工しています。
コンテナターミナルの「舗装」を施工しています。
Fガントリークレーン GRTG
(トランスファークレーン)
コンテナを積み降ろしする荷役機械「ガントリークレーン」を設置しています。
ターミナル内のコンテナを移動させる荷役機械「RTG(トランスファークレーン)」を搬入しています。

リーフレット


MC-3コンテナターミナル 〜日本初の水深18m耐震強化岸壁〜(PDF版 3.6MB)
【平成27年 京浜港湾事務所作成】

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