復元の概要
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平成12年12月から平成19年8月にかけて、東京湾口航路整備事業の一環として第三海堡撤去事業が行われました。
第三海堡は、大正12年の関東大震災によって甚大な被害を受けたあと、長年にわたり風浪の影響を受け、構築物としての原型はわずかに残るばかりでした。
第三海堡は当時の工兵技術の最先端をもって築造されたもので、特に沈下対策や波浪対策は、近代土木史上、貴重かつ注目に値すると考えられています。
この貴重な資料を後世に残すため、主に撤去工事で明らかにされた情報を基に復元図面を描き起し、それを3 次元CG モデルで多角的に検証して、コンピュータグラフィックス(CG )で第三海堡を復元しました。
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想定復元図(平成13年3月現在) |
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震災写真他から判読できる事項(関東大震災(1923.9.1 )直後の第三海堡) |
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