第⼀海堡の建設
第⼀海堡は、富津岬の先端の⽔深5mほどの海中に築かれました。基礎のための⽯を投⼊し、その上に野⾯⽯で囲った堤防を築き、内部に砂を充填して砲台を建設したものです。
明治14 年(1881)8⽉に着⼯し、明治23年(1890)12 ⽉に竣⼯しました。 7万m3の⽯材、13 万m3の砂が使⽤され、32万⼈の⼈夫が使役されました。海堡の埋⽴造成費だけで38万円(現在の価格で約35億円)かかりました。
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第⼀海堡の航空写真(平成16年4⽉) |
第⼀海堡の兵備
・28cm 榴弾砲14⾨
・19cm カノン砲1⾨
・12cm 速射カノン砲4⾨
・7.5cm 速射カノン砲4⾨
・機関砲4⾨
・探照灯1基
兵備費は116万円(現在の価格で約95億円)でした。
※ 現在、財務省関東財務局が管理しています。
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