港・空港
今日の私たちの生活には、多くの外国の物資や製品があふれており、今や、世界との貿易は私たちの生活に密接に関わりあっています。港は、そうした私たちの暮らしに必要な多くの物流の玄関口です。
資源、エネルギー、穀物の大半を海外に依存し、近年では、身の回りの製品の多くが輸入品で占められています。
日本の港から海外への輸出品としては、自動車、鉄鋼、半導体等電子部品などがあります。
海外との貿易だけではなく、日本国内でも生産地から消費地へ、さまざまな物が船により、港を通じて運ばれています。
近年、スケールメリットによる輸送コスト低減のため、コンテナ船が超大型化しています。船の大型化に対応するため、横浜港においてコンテナターミナルの再編整備を行っています。
日本は四方を海に囲まれた島国であり、古来より私たちは船で行き交っています。
特に、島々にとって船はなくてはならない交通手段であり、港は玄関口となっています。
また、東京から四国・九州を結ぶ長距離フェリーなどが運航されているほか、三浦半島と房総半島の間にもカーフェリーが運航されています。
カーフェリー
豪華客船による世界一周クルーズなど、最近人気が出てきた船旅も港から出発します。
横浜港では、大さん橋ふ頭のほか、新港ふ頭や山下ふ頭、また、横浜ベイブリッジを通過できない大型クルーズ船は、大黒ふ頭を活用しています。