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みなとの匠開設にあたり

島国「日本」にとって「港湾・空港」は流通・生産活動・旅客等を支える重要な交通インフラです。

STORY

普段の生活の中で港湾や空港を利用する機会は少ないかと思いますが、関東地方整備局管内では、食料やエネルギーを輸入し工業製品を輸出し国や都市の玄関口ともなっている港湾・空港施設の維持・整備のため、毎年多くの港湾・空港工事を進めています。

港湾工事の主たる工事区域は、大型の作業船を使用した工事や潜水士による海中作業となるため気象・海象や潮位等の影響を大きく受けます。高波浪にさらされる現場も多く天気が良くても「うねり」や「濁り」があると作業船の稼働や水中作業が困難になり、一旦荒天となれば周辺海域が静穏になるま1週間以上要する場合もあるなど一般的な陸上工事とは大きく事情が異なります。また、大型旅客機が離発着(1200回/日)する羽田空港では施設の痛みも激しく、国際空港のため最終便が飛び立った後に夜間作業を行い、始発便が飛び立つ前に通常の状態に戻すというとても気を使う仕事を日々続けています。

港湾・空港の現場では、厳しい条件下で安全に工事を進めるとともに、工程や環境への影響にも十分配慮しながら品質の良い社会資本を整備するため技術者・技能者が日々一体となり努力を重ねています。「みなとの匠」は、港湾・空港工事や調査・コンサルタント業務の現場で、日々奮闘する技術者・技能者に仕事の魅力ややりがいを自由に語ってもらい紹介していきます。