海と港のライブラリー

干潟の生き物

干潟には海の生きものがいっぱい。潮干狩りを体験したり、野鳥を観察したり、磯あそびを体験できます。

カワウ

全身真っ黒な大型の水鳥です。水に潜って魚を捕ります。

ウミネコ

海岸や漁港で1年中見ることができます。群で行動しています。親と子では羽の色が変わります。

コアジサシ

夏の渡り鳥です。干潟の上空を飛び回り、水面にダイビングして小魚をつかまえます。

ミズクラゲ

水の中をフワフワと泳いでいます。傘のふちに短い触手がたくさんついています。

コメツキガニ

干潟の比較的高いところに穴を掘って住んでいます。エサを食べる時に砂の団子を作ります。

イソガニ

岩の陰やカキ殻の中などにかくれています。ハサミの間に毛ふさを付けたケフサイソガニもいます。

マメコブシガニ

このカニは珍しく、縦方向に歩くことができ、雄は何にでも抱きつく習性があります。

ホンヤドカリ

巻き貝の殻を借りて生活しています。成長するともっと大きい貝殻に引っ越しします。干潟の表面や潮だまりにいます。

タマシキゴカイの卵塊

干潟の上で見られるゼリーのようなかたまりはタマシキゴカイの卵です。

アサリ

二枚貝で最も親しまれている貝で2〜3cm。殻もようはいろいろに変化します。

マヒトデ

干潟の上で見られます。5本の足を持ち、アサリなどの二枚貝をエサにします。

マテガイ

長細い形ですがアサリと同じ二枚貝で、砂の中で生活しています。食塩を使ってマテガイをとっている人もいます。

シオフキガイ

干潟を掘ると出てきます。アサリより殻が薄く、丸くふくらんでいます。なかなか砂をはかないので、あまり食用にはしません。

マハゼ

干潟の潮だまりで見ることができます。砂の上にいます。

ニホンスナモグリ

干潟に穴を掘って住んでいます。右と左のハサミの大きさが違うのが特徴です。

イシガレイ

浅瀬や干潟で稚魚の時期を過ごします。砂に潜ってじっとしています。

国土交通省 関東地方整備局 千葉港湾事務所

260-0024 千葉市中央区中央港1丁目11番2号

TEL043-243-9172(代表) FAX:043-243-1939