事業概要

 千葉港千葉中央地区F岸壁(-12m)老朽化対策事業

 
千葉中央地区F岸壁(-12m)(以下、F岸壁という。)は、主に完成自動車(輸出入と移出入)を取り扱うバースとして、平成25年には260隻の船舶が係留し、約240万トンの貨物量を取扱っており千葉中央埠頭の公共岸壁における取扱貨物量の54%を占める重要な岸壁です。
 F岸壁は、昭和50年から55年にかけて工事が行われ、昭和56年に供用を開始していることから、完成から既に33年が経過しています。このためF岸壁は老朽化が著しくなっており、早急な対策が必要となっています。
本事業では施設の安全確保や機能回復による施設延命化のため施設の改良を行っています。事業のスケジュールは以下の通りです。

 平成25年度  設計
 平成26年度  腐食孔の補修・電気防食等
 平成27年度  F岸壁背後の地盤改良・付属工の補修等
 平成28年度  付属工の補修(予定)

 平成26年度は腐食による鋼管矢板に生じた開孔部の補修、電気防食の陽極の新設、岸壁前面の洗掘対策等、早急に対策を講じる必要のある工事を中心に施工を実施しました。
 平成27年度は抜本的な老朽化対策としてF岸壁背後の地盤改良を主に行います。工事はボーリングによる地盤の確認をした後に、『高圧噴射攪拌工法』と『薬液注入工法』の2つの工法をそれぞれの地盤に適した方法で使い分けて施工します。工事期間中にはF岸壁を使用できない期間があります。その期間は、D・E及びH岸壁を代替岸壁として使用できるようにします。


<font size="4">千葉中央地区老朽化対策



千葉中央地区岸壁工事進捗状況


  • 千葉港千葉中央地区岸壁(-12m)他地盤改良等工事ホームページ



  • 右三角印 利用者説明会の開催(平成27年6月23日)
    右三角印 長距離曲り削孔実証試験(平成27年7月28日)
    右三角印 被覆用人工石の性状を確認(平成27年8月19日)


    国土交通省 関東地方整備局 千葉港湾事務所

    260-0024 千葉市中央区中央港1丁目11番2号

    TEL043-243-9172(代表) FAX:043-243-1939

    海洋環境・防災課(べいくりんセンター)

    221-0053 横浜市神奈川区橋本町2丁目1番4号

    TEL045-444-3213 FAX:045-444-3216