平成23年3月11日に発生した東日本大震災による津波により、東北地方の太平洋沿岸は壊滅的な被害を受けました。
特に太平洋沿岸の岩手県、宮城県、福島県では、流出したがれき等により震災後しばらくの間、船舶の航行に支障をきたしている状況が続いていました。
この様な事態を解決するため、べいくりんは平成23年4月から約1ヶ月間、宮城県の仙台塩釜港や石巻港及びこれら周辺海域でがれきの撤去作業を行いました。
1ヶ月間で回収したがれきの量は、東京湾で回収するゴミの1年分に匹敵します。
震源から少し離れた関東(東京湾内沿岸)でも最大震度5強を観測する強い揺れが発生し、本震後も大きな余震が数回観測されています。
これらの地震の揺れにより、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所では火災が発生し、タンクが破損したことにより貯蔵されていた油が流出しました。地震直後の混乱の中で3月13、14日と油の回収作業に当たりました。
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