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事業の紹介
事業の概要
航路保全
東京湾海洋環境整備事業
第三海堡撤去(H19.8完了)
撤去工事
航路の難所から、安全な航路へ

撤去工事

第三海堡の撤去工事は、平成19年8月をもって完了しました。

■航⾏船舶の難所「第三海堡」

 浦賀水道航路に存在する第三海堡は、首都防衛のための海上要塞で明治25年に着工し大正10年に完成しましたが、大正12年の関東大震災により沈下水没し、壊滅的な被害を受けたまま放置され、水没した状態で暗礁化し航行船舶の難所となっていました。第三海堡の撤去では水深-23mまでの土砂やコンクリート塊を撤去しました。

真上から見た撤去前の第三海堡

■コンクリート塊は漁礁などに有効活⽤

 工事にあたっては、コンクリート塊は起重機船で台船に積み込み、漁場環境改善として魚礁などに有効活用を図りました。100t以上の大型コンクリート塊は潜水作業で吊り金具を装着し、起重機船で吊り上げました。

第三海堡の撤去工事

【第三海堡のコンクリート塊は掴み機による引き上げとともに、大型のコンクリート塊は潜水士により吊り金具を取付け、起重機船で引き上げました。】

■⼟砂の浚渫、危険物への安全確認を併⾏した撤去作業

 土砂については大型グラブ船にて浚渫を行いました。撤去に当たっては、危険物に対する安全確認のための探査工を併行して行い、十分な安全対策を実施しました。

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航路の難所から、安全な航路へ

撤去前 暗礁化した第三海堡が浦賀水道航路の難所になっていました。
撤去後 第三海堡の撤去により必要水深が確保され、船舶が安心して航行できます。
スペース

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