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事業の紹介
事業の概要
航路管理
航路管理
航路調査船「うらなみ」「べいさーち」
航路監視パトロール
マルチビーム音響測深装置による深浅測量
航路保全
過去の事業

航路管理

 海上物流を支える東京湾中央航路においては、昼夜を問わず数多くの船舶が航行しています。万一、航路やその近傍で海難等の航路を阻害する事態が発生した場合、状況によっては非常に大きな経済損失が生じることが懸念されます。
 航路阻害の要因としては、船舶事故による沈没、衝突、積み荷の落下、地震による海底面の隆起、流木等の漂流物への接触による推進器故障などが考えられますが、こうした事態が発生した場合には、関係機関への速やかな情報伝達などの対応が不可欠であると共に、日常的に航路内を点検し事故を未然に防ぐことも重要です。

 東京湾口航路事務所では、東京湾中央航路の航路管理者として、同航路内の異常を把握するための監視パトロールや航路水深の確認などを行い、船舶が安全かつ安心して航路を航行できるよう、保全・管理を実施しています。

航路調査船「うらなみ」「べいさーち」

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 開発保全航路の保全管理は航路調査船「うらなみ」「べいさーち」が行っています。

航路調査船「うらなみ」
航路調査船「べいさーち」

航路監視パトロール

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⽬視による監視を⾏っています。
通常時は、主に
(1)海面の異常の有無 (油、⽊材、漂流物)
(2)海底の異常の有無(沈下物)
(3)海難事故等の発⽣の有無
(4)航路標識ブイの異常の有無(損傷等)
を把握しています。

航路監視パトロール

マルチビーム⾳響測深装置による深浅測量

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■⽔深は「⾳」で測ります

 海底の深さは音響測深機によって測ります。音響測深機の原理は、船に設置された音響センサーから発信された音波が海底に反射して戻ってくるまでの時間を測定することによって水深を求めるものです。

■マルチビーム⾳響測深装置による深浅測量

 航路調査船「うらなみ」「べいさーち」には、マルチビーム音響測深装置を搭載し、海底地形をリアルタイムでグラフィック表示することができます。また、GPSによる位置情報や測量中の潮位データを同時に取り込んで処理することによって正確な水深を測定し、開発保全航路の必要水深(-23m)の確認、航路及び航路周辺の海底異常の有無を管理しています。

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