航路保全・管理

■航路調査船「うらなみ」

開発保全航路の保全管理として、航路調査船「うらなみ」にて中ノ瀬航路、浦賀水道航路及びその周辺海域の航路監視パトロールや所要水深の確認のための深浅測量を行っています。

 「うらなみ」仕様
船型 単胴型普通船型
船体寸法 長さ 21.96m  幅 4.7m  深さ 2.1m  喫水 0.85m
水面からマストまでの高さ8.84m
総トン数 41トン
材質 耐食アルミニウム合金
主機関 825PS × 2基
速力 21ノット(最高巡航速度)
搭載機器 960kgウインチ、船舶用監視カメラ、深浅測量装置(ナローマルチビーム)
レーダ、AIS受信機
搭載人員 21名(船長、機関長、機関士(3名)、旅客12名、その他6名)
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■航路監視パトロール

通常時の監視対象

(1) 船舶が航行する航路を表示した航路標識ブイの状況
(位置確認、流出、ブイ本体及び灯具の損傷の有無)
(2) 監視水域における異常の有無 (油、木材、漂流物)
(3) 第二海堡及び鴨居の施設状況確認
(4) 海難事故等の発生有無

 等の目視による監視を行っています。



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■高性能音響測深装置(ナローマルチ)による深浅測量

 海底の深さは音響測探機によって測ります。音響測探機の原理は、船に設置された音響センサーから発信された音波が海底に反射して戻ってくるまでの時間を測定することによって水深を求めるものです。

 音響測探は音波を送受信する方式によって、シングルビーム音響測探、多素子音響測探、マルチビーム音響測探に大別されます。
 シングルビーム音響測探は、船の直下のみの測定であるため、得られる情報も線的であり広範囲の区域を測定するためには時間がかかります。また、多素子音響測探は、船の直下の水深だけではなく左右両側の水深を得るために、複数のセンサーを装着して測定を行う方式ですが、センサーをたくさんつけても測探できる幅は限界があります。
 一方マルチビーム音響測探は、一つのセンサーから扇状に多数のビームを発信して海底の情報を面的に得ることのできる方式で、作業効率がよく細かい地形も正確にとらえることができます。

 航路調査船「うらなみ」には、最新型のマルチビーム音響測探装置を搭載し、リアルタイムでグラフィック表示することができます。また、GPSによる位置情報や測量中の潮位データを同時に取り込んで処理することによって正確な水深を測定し、開発保全航路の必要水深(-23m)の確認、航路及び航路周辺の海上異常の有無を管理しています。

測量イラスト

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