港のマメ知識
質問一覧
1.灯台について
2.ケーソンについて
3.船について
4.港にある橋について
5.輸出と輸入について
6.ふ頭について
7.港について
8.コンテナについて
質問への回答一覧
1.灯台について
- Q1.港にはなぜ赤と白の灯台があるの?
- 灯台の色は標識法という法律で決められています。防波堤の上に立っている灯台は港の入り口をあらわしていますが、港に入る時、右側が赤、左側が白です。
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2.ケーソンについて
- Q2.港の建設に使われるケーソンとは何ですか?
- ケーソンとはフランス語で大きな箱という意味です。ケーソンは鉄筋コンクリートで造られ、波を防ぐ防波堤や船の接岸用岸壁、埋め立てなどの護岸として使用しています。
- Q3.ケーソンの高さは何メートルですか?
- ケーソンにはいろいろな大きさのものがあります。たとえば、横浜港の沖合いに建設中の南本牧ふ頭の護岸用ケーソン(埋め立てを仕切る)は、高さが21.8メートルあり6階建てのビルの高さとほぼ同じです。日本一高いケーソンは、岩手県の釜石港の湾口防波堤のもので、高さが30メートル(重さ16000トン)もあります。
- Q4.港の建設にケーソンはこれからも使われていくのですか?
- 港の施設はケーソンだけではなく鋼矢板という鉄の板や鋼管杭という鉄の杭などで造ったりもしますが、重たくて頑丈なケーソンはこれからも使われていくでしょう。ケーソンもいろいろな新しいものを開発しています。たとえば組立式のプレハブケーソンとか港の外側のきれいな海水を、港の内側に取り込むことができる防波堤用の海水交換型ケーソンといったものがあります。
- Q5.どうして防波堤は長くしてあるのですか?
- 防波堤は、船の出入り口を残して港を囲うように作ります。これにより外海からの波が港内には入らず、船舶の接岸をしやすくします。防波堤は、台風や津波からも港と町を守っています。茨城県の常陸那珂港に建設中の沖防波堤は高さ22mの巨大ケーソンを200函(個)並べたもので完成すると長さが6キロメートルもあります。(日本一長い、平成18年3月現在4,752m)
- Q6.防波堤はすべてケーソンでできているのですか?
- 大きな防波堤はみんなケーソンでできていますが小さな防波堤ですと、ケーソンよりはずっと小さなコンクリートブロック(鉄筋が入っていない)を積み上げたものもあります。横浜港では一番古い明治時代に作られた内防波堤などがそうです。
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3.船について
- Q7.横浜港に来る船の数は?
- 横浜港には1年間に約3万7千隻の船が入港しています。多くの客船が寄港する大さん橋ふ頭には1年間に282(外航:43、内航:239)の客船等が接岸しています。なお、横浜港客船寄港数は平成15年以降6年連続で国内1位です。
資料:横浜市港湾局「横浜港港湾統計(H21年)」より
- Q8.海の上で、どうして船と船がぶつからないの?
- 海上衝突予防法に基づき決められた海の上での交通ルールがあるからです。たとえば、海にも道があって航路といいますが、車とはちがい右側通行です。そして、海面には、浮標灯と呼ばれる標識が浮いています。
- Q9.日本最大(収容隻数)のマリーナはどこですか?
-
横浜市金沢区にある横浜ベイサイドマリーナです。1,496隻収容できます。
また「よこはま・かなざわ海の駅」としてマリンレジャーの振興拠点「海の駅」に認定(国土交通省海事局)されており、20隻のビジターバースが用意されています。
資料:横浜ベイサイドマリーナ(以下のリンクは外部サイトが別窓で開きます。)
http://www.ybmarina.com/index.html
国土交通省港湾局「数字で見る港湾2010」
国土交通省海事局「海の駅」(以下のリンクは外部サイトが別窓で開きます。)
http://www.mlit.go.jp/maritime/senpaku/Sea_station/index.html
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4.港にある橋について
- Q10.ベイブリッジもケーソンを使って造ったのですか?
- ベイブリッジも橋脚(橋を支えている柱)の土台部分はケーソンで出来ています。材料は、ケーソンと同じで鉄筋コンクリートですが、四角い箱形ではなくて円柱形(丸い筒)です。長さが短いもので59メートル長いもので87メートルのケーソンを9本一組にして、海底に差し込んであります。海の下にあるので海上からは見ることができません。見えている部分は、鉄の板やケーブル(ワイヤーロープ)で出来ています。
- Q11.ベイブリッジとつばさ橋のちがいは?
- 大黒ふ頭の両端にかかっているベイブリッジとつばさ橋、形がとてもよくにていますが、それは、どちらも三角の形にワイヤーロープが張られた斜張橋と呼ばれるつくりだからです。二つの橋の大きなちがいは、ベイブリッジはダブルデッキ構造で、高速道路の下に一般国道という二段になっています。つばさ橋は高速道路だけです。海面から橋桁までの高さと長さのちがいは下記のとおりです。
ベイブリッジ 高さ55m 長さ 860m
つばさ橋 高さ49m 長さ1020m
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5.輸出と輸入について
- Q12.横浜港に輸出や輸入されている物は?
- 横浜港から輸出される貨物で一番多いのは完成自動車(27.3%)で、中が立体駐車場のようになっている自動車専用運搬船で運びます。輸出量が一番多い国は中国(25.8%)で、機械等を輸出しています。
輸入される貨物で一番多いのは原油(16.9%)で、サウジアラビア等から大きなタンカーで運ばれてきます。輸入量が一番多い国は中国(18.8%)で、洋服や食料品を輸入しています。
資料:横浜市港湾局「横浜港港湾統計(H21年)」より
(注)貨物は、重量ベース
- Q13.船で貨物を運ぶと、どの位の時間がかかるのですか?
- たとえば、横浜を出港した船がアメリカのロサンゼルスの港に着くには9日間かかります。広い太平洋を横断するには以外と日数がかかるのですね。ですから腐りやすいものは、冷蔵コンテナや冷凍コンテナに入れて運びます。
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6.ふ頭について
- Q14.横浜港には船が泊められる係留施設がいくつありますか?
- 横浜港には、船がとまれる岸壁、桟橋の数(1隻の船がとまれる長さが1バースです)は、公共のものが89バース(接収中の7バース除く)、民間のもの(会社などが持っている)が164バース(水深4.5m以上又は500D/W以上)あります。公共バースのうち、コンテナ船専用が2024バースあります。(平成22年4月現在)
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7.港について
- Q15.日本に港は全部でいくつありますか?
- 日本には、貨物船や客船が出入する港が997港あります。
特定重要港湾は23港
重要港湾は102港
地方港湾は871港
合計997港(うち避難港35港)
- Q16.神奈川県にはいくつの港がありますか?
- 貨物船や客船が出入する港湾は7つあります。
特定重要港湾…川崎港、横浜港
重要港湾…横須賀港
地方港湾…葉山港、湘南港(江ノ島)、大磯港、真鶴港
そのほかに漁港がいくつかあります。
- Q17.なんで港っていう名前がついたの?
- 港のことを、昔は津(つ)、泊(とまり)、湊(みなと)、水門(みなと)、と呼んでいたそうです。そしてにぎやかなところを表す「巷(ちまた)」と、水を表す「さんずい」を組み合わせた「港」という漢字が使われるようになりました。
- Q18.港は誰が作っているのですか?
- 国や地方公共団体が港湾設備の計画・設計施工を担当し、施設の建設は民間会社で実施しています。
- Q19.日本で最も古い港湾施設があるのはどこですか?
-
神奈川県鎌倉市、由比ヶ浜の東端にある和賀江嶋です。貞永元年(1232)にできた築港の跡で、玉石を積んだふ頭が海中に突き出ています。史跡名勝天然記念物として国の文化財に指定されています。
鎌倉時代に勧進聖人往阿弥陀仏が、時の執権北条泰時の協力を得て築いたと言われています。
資料:文化庁「国指定文化財等データベース」 (以下のリンクは外部サイトが別窓で開きます。)
http://www.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp?register_id=401&item_id=810
国土交通省港湾局「数字で見る港湾2010」
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8.コンテナについて
- Q20.コンテナ船は何隻ありますか?世界最大級のコンテナ船の大きさは?
- 世界のフルコンテナ就航船腹量総計は4719隻/12676万TEU(2009年8月末現在)です。
世界最大級のコンテナ船は、MSC Danielaという船で総トン数150,350GT、全長366.0m、幅51.2m、喫水15.5mです。20フィートのコンテナが最大で14,000個積載することができます。
資料:日本郵船「世界のコンテナ船隊および就航状況2009年度版」
CLARKSON 「The Containership Register 2010」、MSC Press Release
- Q21.コンテナ専用バースで、最も深いものは何mですか?またどこにありますか?
-
国内で、最も深いコンテナ専用バースは水深16mです。
横浜港南本牧ふ頭2バース、名古屋港飛鳥ふ頭2バース、大阪港夢洲1バース、神戸港ポートアイランド(第2期)1バースの合計6バースあります。
現在横浜港南本牧ふ頭において、同港3つ目の水深16mバース(MC-3)を建設しています。現地水深が深いことから、岸壁前面の実際の水深は20mあり日本一の深さのコンテナ専用バースとなります。